「オルタナティブスクール」のメリット・デメリット

みなさん、こんにちは、ぴーすです。

突然ですが、「オルタナティブスクール」ってご存知ですか?

オルタナティブスクールとは

オルタナティブ教育(オルタナティブきょういく、: Alternative education)もしくは代替教育(だいたいきょういく)とは、「非伝統的な教育」や「教育選択肢」とも言い、主流または伝統とは異なる教授・学習方法を意味する。オルタナティブ教育の対象は幼児(園児)・児童・生徒であるが、本項では便宜上「生徒」と統一する。
オルタナティブ教育方法の多くは、主流・伝統的な教育とは根本的に異なる哲学に基づいて発展したものである。ヨーロッパのシュタイナー学校やアメリカのホームスクールに見られるような非常に強い政治的、学術的、宗教的または哲学的な方向性を持つものがある一方、アメリカのチャーター・スクールに代表されるような既存の教育手法に不満のある教師や生徒が集まって作りあげた学校もある。教育選択肢には、公立校私立校無認可校(営利・非営利)、ホームスクールなど多岐に渡っているが、大部分が少人数クラス、教師と生徒との近しい関係、コミュニティー意識の三点に重きを置いている。

つまり、公立やお受験私立などとは異なる位置付けの新しい学校と言うことなんです。

今、そのオルタナティブスクールが全国各地で新設され、少しずつムーブメントを起こしています。

今日は、第3の選択肢「オルタナティブスクール」のメリット、デメリットについてお話します。

この記事は

子どもに合った学校を探している親御さん

特色ある教育に興味のある教育関係者(先生方)

これから、学校の先生を目指す大学生

にとって有益な情報となるでしょう!

オルタナティブスクールのメリット・デメリット

メリット3選

  1. 自分のペースで学習が進められる
  2. 自分の好き、強みが見つかりやすい
  3. 特色ある教育が受けられる

1.自分のペースで学習が進められる

特色の1つとして、一般的に、宿題やテストなどの評価制度を取り入れていません。

多くのオルタナティブスクールでは、この評価制度ではなく、独自の手法で子どもたちに探求的な学び

の提供を行っています。公立の小学校だと、文部科学省が出している「学習指導要領」に基づいて、

決められたカリキュラムを定めれた授業時数分することが義務づけられており、これを大きく逸脱する

ことが難しくなっているんです。もちろん、一条校(文部科学省の学習指導要領に準ずる教育)として

学習指導要領に則って、カリキュラムを組んでいる学校もあります。

2.自分の好き、強みが見つかりやすい

多くのオルタナティブスクールでは、プロジェクトと言った自分の興味や関心に沿った学習をしていく

ため、自分の知的好奇心から、興味のある研究課題を見つけ自分で調べて、学習を深めていく方法が取

られている学校が多いです。

そのため、幼少期から「自分の好き」をはっきりと持ったこどもが多いと聞きます。

3.特色ある教育

各校によって特色が異なりますが、体験学習・グローバル教育・芸術的な学習など、それそれの

オルタナティブスクールでの特性があります。お子さんの「特性」や「好き」に近い特色のある学校を

選ばれるのが良いでしょう。公立の小学校でも特色を持った学校もありますが、より際立った特色ある

教育が実践されている印象です

デメリット

1.教育費がかかる

2.中学、高校 、大学入学時の接続がうまくいかないケースも

3.自宅の近くで友だちができにくい

1.教育費がかかる

通常の公立の小学校に比べると、教育費がかなり高いと思った方が良いです。

私立の小学校よりは、比較的安いですが、公立の小学校に比べてしまうと高く感じられると思います。

2.中学、高校 、大学入学時の接続がうまくいかないケースも

オルタナティブスクールには、中等部、高等部が併設されている学校もありますが、多くの学校では、

未だ初等部と中等部のみの場合も多く、仮に中等部までの場合、高等学校への進学の為の受験対策を講

じなければなりません。それまで、受験対策用の勉強を中心にしていない子どもたちにとっては、高い

ハードルに感じられることもあるでしょう。

3.設立校が少ない

現在、オルタタティブスクールは、少しずつ増えてはいるものの、全国的には、まだまだ少なく、自宅

の近くにオルタナティブスクールがあるのは稀なケースだと思います。

中には、学校教育に価値を感じて、家族で引っ越しする「教育移住」といったケースもあるようです。

「紀の国子ども村学園」@和歌山県橋本市では、寮制度があり、こどもだけで寮生活をおくると言った

ことも可能なようです。(その寮生活が人気だそう) 

特性を持ったお子さんにとって、公立や私立の教育手法は合わないかもしれません。

一般的な学校では、おおよそ35人が一斉に授業を受けています。中にはもっと多い40人近い場合も

小規模校であれば、20数名の場合もありますが。

私自身、父親として、できる限りのことをしてあげたいと望んでいます。

私の長男は、なかなか人の感情や読み取れず、凸凹をもった子どもだと理解しています。

彼の良さを引き出しやすい学校環境はないかと模索しています。一緒に探してみませんか?

それでは、また!

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