【教員の転職】公立・私立、それぞれから見たメリット3選

こんにちは。

私ぴーすは、公立の小学校教員として10数年働いてきました。

知り合いには、現役の私立教員もおり、彼らと話している中で、

公立・私立のそれぞれの良さを再確認することができました。

本日は、公立教諭と私立教諭のメリット・デメリットをそれぞれ考えたいと思います。

今回は、

公立の小学校から私立小学校への転職を考えている人

新卒や第2新卒で、公立と私立のどちらの学校を選択するのか迷われている人

これから教員を目指される学生さん

必見の内容になっています!

転職をする上で、

公立の良さ、私立の良さを整理して、比較検討してみたいと思います。(個人的見解)

目次

公立のメリット3選

・休暇制度の充実

・転勤ができる

・景気動向に左右されにくい

休暇制度の充実

公立ならではの最大のメリットは、休暇制度の充実にあると思います。

特に女性の方にとって、公立の小学校教員というのは、ある意味オイシイお仕事。

育休の充実ぶりはホワイト企業なみ、いやその水準以上。

実際に、妻は5年間育休制度を活用していました。

現在5歳、もうすぐ3歳になる子どもがいます。

下の子どもが3歳になるタイミングで職場復帰をする予定です。

育休は、子どもが満3歳になるまで取得することができます。

育休中の給与については、1歳になるまで支給されます。満額ではないですが・・・。

一般の民間企業であれば、結婚や出産を期に退職するといったこともあります。

職場復帰も、すんなりと受け入れ体制が整っており、

復帰1年目は、少人数指導などの担任外の仕事を任されることも多いようです。

仕事も頑張りたいが、育児にも時間をかけてじっくりと

子どもは産みたいけど、仕事を手放すのはちょっと。。

と言った方には、抜群の仕組みが揃っています。

※各都道府県や各市町村によって多少の違いはあるかと思います

転勤ができる

通常、転勤は4年目以降に希望が出せると聞いています。※各都道府県、市町村によって異なる

もし、仮に職場内や保護者との人間関係が良好でない場合に、

転職や退職をしないで、他校に転勤ができます。

私立や民間企業などであれば、上司や同僚との人間関係を切ることは、

なかなか容易ではないと思います。

景気動向に左右されにくい

コロナによる不景気で失業者も増えている中、

景気や業績の動向などによって退職する必要のない公務員は、安定感は抜群だと言えます。

よほどのことがない限り、解雇されることのない公立職員。

基礎学力の定着や生活指導など、公立ならではの課題や教育的ニーズはあるものの、

地域の子どもたちへの教育にやりがいを感じて、仕事を継続していきたい人にとって

抜群の安定感だと思われます。

私立のメリット3選

・給与水準が高い

・教育活動に専念できる

・教育施設や環境が整っている

給与水準が高い ※私立学校によって、給与が上がるケースがあります。

各校の経営状況に応じて、給与水準も公立よりも高い可能性があります。

有名私立大学などの初等中等部などになると、給与も高くなる可能性があるそうです。

オススメは、採用試験の一次面接前に、給与や待遇などを確認された方が良いと思います。

就職、転職後に「こんなはずではなかった」とならないように。

私自身も、過去に転職活動をする際に、電話で人事の方に確認したこともあります。

※思っていたより、親切に細かな情報を頂けました。年齢や経験年数などから、

給与シュミレーションも行ってもらいました。

その結果、公立よりも月額3万程度高くなることがわかりました。

応募要項には、「給与規定に則る」としか書かれていないことも多いので、転職者の権利として

給与、待遇面などを確認しておくことは、ミスマッチを防ぐためにもオススメします。

教育活動に専念できる

公立のデメリットは、なんと言っても勤務校の「当たり外れ」にあります。

勤務先が、教育困難校である場合と、比較的落ち着いており、保護者の協力が得られやすい場合とで

働き方はずいぶんと異なります。

後者の学校で勤務できれば、良いのですが、その選択権は残念ながらありません。

その点、私立では、一定の経済所得のある家庭であるため、

しつけや生活指導よりも学力向上が重きに置かれるケースが多いです。

もちろん、生活指導が無いわけではありませんが。

公立に比べ、比較的落ち着いた環境で、

子どもたちの学力を伸ばしたい!と言う思いが強い場合には、私立の方が良いかもしれません。

今現在、転勤ができるので、転勤を希望してみても良いかもしれませんね。

ただ、転勤先の家庭環境まで選べないのは、公立の宿命かもしれません。

教育施設や環境が整っている

多額の授業料等から潤沢な資金のある私立学校の場合、

教育設備や環境も整っている可能性が高いです。

公立でも子どもに1台タブレットを配布してGIGAスクール構想が進められていますが。

導入したものの、教室のWIFI環境であったり、ロイロノートなどの導入がなかったりと

授業中に活用する機会が乏しくなっています。

私立の中には、ICT環境が進められ、授業の中での活用も行いやすいと聞きます。

ICTと英語に力を入れている学校も多くあり、ICT専用の校舎を建てちゃうというような学校も。

まとめ

いかがでしたか?

公立、私立、それぞれのメリットがあると思います。

みなさんの働き方、生き方に合った方を選択すると良いのかと思います。

私自身は、公立の教員を選択してきましたが、

私立の良さ「教育活動に専念できる」といった点に惹かれます。

やはり、教員は、授業が命といっても過言ではないはず。

生活指導が命になってしまうのもどうかと思うわけです。

教員の新しい働き方・生き方を一緒に考えていきませんか??

ということで、今日もありがとうございました😊

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