【経験者が語る】在外教育施設(日本人学校)の行き方教えます

こんにちは、ぴーすです。

ところで,

目次

日本人学校(在外教育施設)をご存知だろうか??

在外教育施設とは、海外に在留する日本人の子どものために、学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校における教育に準じた教育を実施することを主たる目的として海外に設置された教育施設をいいます。この在外教育施設は、日本人学校、補習授業校、私立在外教育施設に分けることができます。

要するに,海外に住む子どもたちに,

日本で習う義務教育と同じものを提供する施設と言うことになります。

日本人学校の場合では, 

そこで使用する教科書も原則,日本で使われているもの

そこで教える先生も,原則,日本人の教員なのです。

かくゆう私も,在外教育施設で働いた経験があり,

実際の体験から生きた情報をこれからお伝えしていこうと思います。

この記事では

海外で働いてみたい

海外で住んでみたい

現役小,中,高等学校の先生

これから教員を志望する学生 

にとって,有益な情報となること必須です

在外教育施設(日本人学校)に行く3つの方法

・文部科学省から派遣される 

・海外子女教育振興財団

・現地採用

文部科学省の派遣教員 通称(文科派遣)  難易度高い 給与◎ 

日本人学校の半数近くは,この文科派遣になります。

彼らは、日本の公立学校で教諭として3年以上の経験を詰み、分掌の主任クラスをこなし、

研究などで実績を残し、数々の関門を乗り越えた少数精鋭の先生方です。

中には、私ぴーすみたいな平凡な教員もおりますので、ご心配なく。

逆に私がどうやって、文科派遣を勝ち取ったのかは、後日、お伝えさせてもらいますね。

文科派遣の魅力はなんといっても、公務員を退職せずに派遣されると言うこと。

つまり、帰国後も公務員として復職できます。

また、給与や待遇も3つの中で、最も高いです。

合格までのロードマップとしては

教員採用試験合格

→各校での実務経験(一定の評価を受ける・校長先生の推薦状)

→在外教育施設派遣の採用試験(都道府県・文科省)突破!

この手順が必要になってきます。私ぴーすは、と言うと。

教員採用試験に合格してから、9年目でようやくこのチケットを手にしました。

※早い人では、4年目の方もいます。

海外子女教育振興財団として  難易度中 給与:勤務校による

教員免許があれば誰でも受験できる方法です。新卒採用の人はこれがオススメ。

海外子女教育振興財団と言うのは、海外で在住する日本人の子どもたちの教育を支援する機関です。

トップページ | 海外子女教育振興財団
海外勤務に伴うお子さんの教育に関連するあらゆる支援活動を行っています。日本人学校・補習授業校への財政と、教育上の援助や赴任者・帰任者のための教育相談・情報提供等をはじめ、政府の行う諸施策および維持会員の要望に相呼応して幅広い事業を展開・実施しています


公立学校で採用されてから3年未満の人や、

管理職の出し渋りで文科派遣を受験をさせてもらえない人は、

思い切って退職して、この方法で受験するのも一つの手です。

メリットとしては、募集校の中から、勤務校が選べる点。(数は少ないですが。)

※文科派遣の場合には、選択することができません。世界中にある在外教育施設の内、

 どこに派遣されるかで、派遣中の生活環境もずいぶんと異なります。

比較的、東南アジアや中国などに需要があるそうです。日系人が多く住むエリアが多いようです。

給与といった点でいくと、中国の大都市圏の給与水準が高いそうです。

現地採用  難易度? 給与?

あまり多くはありませんが,以前に文科派遣や財団派遣で勤務した後,勤務実績などが評価されて,

日本に帰国後,直接雇用してもらって戻ってくると言ったケースもあるようです。

私の知り合いにも一人おり、彼は、文科派遣として勤務した学校での実績などが評価され、

一旦日本に帰国後、旅行で再度勤務校を訪れた際、

当時の理事との会食中に現地採用としてどうか?とお誘いを受けたそうです。

家族4人いる中、公務員を退職して、現地で勤務しています。給与面は、未確認ですが、

家族4人が十分暮らしていける水準だと思います。

よっぽど気に入ったのか、そのまま永住権を取得して、働き続けるようです。

まとめ

私ぴーすは,文科派遣として勤務していましたが,

もし若い時代に海外子女教育振興財団という制度を知っていたら,

100%受験していましたね。

海外では、日本では味わえない体験が待っています。

今は、コロナ禍で先行きが不透明ではありますが、

今年度も、日本から世界各地に夢を抱いて多くの教員が飛び立ちました。

長い教員人生。外に一歩出てみると、目から鱗の体験が待っています。

特に、20代の若い先生方。冒険できる内に世界を冒険してみてはいかがでしょうか!?

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは!

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